ブサ猫太郎

悪魔のいけにえのブサ猫太郎のレビュー・感想・評価

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)
3.2
墓荒らしが多発する1973年8月。故郷の墓地が無事かどうか確認をしに来た5人の男女はヒッチハイクの男を車に乗せる。しかし、異常な行動を見せたことで5人は男を車から降ろし、故郷へと向かう。そして、その先でレザーフェイスの化け物に襲われることに…

5人の男女を襲ったレザーフェイスとその一家の物語。

U-NEXTで配信されているデジタルリマスター版で初視聴。カメラワークを効かせた映像が色鮮やかに復活。

特に印象的だったのはレザーフェイスに襲われる女性の瞳がドアップに映されたシーン。ライトグリーンの綺麗な色にも関わらず恐怖に怯えるあまり血走っていく様がありありと伝わってくる。

そうした映像としての面白さがあったものの、ストーリーとしてはちょっと残念に感じるところも。サクサクと殺されていく被害者や呆気ないエンディング。当時としてはレザーフェイスとその一家のおぞましさがヒットしたんだろうけど、今のホラー映画と比べると物足りないかな…