このレビューはネタバレを含みます
（モリコーネのドキュメンタリーを観る前に）
ハリウッド製作の西部劇とは違い、派手な演出や無駄な台詞を削ぎ落としたミニマリストの西部劇。
勝負を一瞬で決め、「間違えた、棺桶は四つだ」とだけ言い残して去るシーンにモリコーネの印象的な音楽が被さる。
感情と思考のメリハリを表情のみで見せてくれるイーストウッドの姿と見事に合致していて、何度観ても痺れます。
昔、サマソニにメタリカを観に行った。
陽が沈んだ直後の会場に大音量で［黄金のエクスタシー］が流れ、墓場の決闘シーンが巨大スクリーンに映し出された時は、大袈裟ではなく、本当に足が震えました。
