このレビューはネタバレを含みます
クリント・モリコーネ研究第一弾。贔屓ポイントが1.5点ぐらい。
タイトルからもうかっちょE〜！いつからこれがかっこいいと思うように刷り込まれたんやろう？
街、シャツ、肌すべてが汚い！
前作で儲けたからかクリントイーストウッドがコートで登場して、なんだよ〜洒落っ気出すなよ〜とか思ってたら最後でポンチョ着てくれました。
脚本がすんごい面白い。三部作で徐々に徐々にテコ入れして飽きないようにしてる。本作では三つ巴にしたのと南北戦争をからめてあるのが工夫か。ロードムービーの要素もあった。みんな金のためだけに生きてるからサッパリしてるし、誰か死んでも悲しくない。
善玉が案外さらっと酷いことをして善玉でなく、そんなに活躍もしない。ストーリーもむしろ卑劣漢に焦点が合わせてありました。
でもクリントイーストウッドがなんとも優しい顔で映ってる時間が一番の至福の時。リーバイスきまりすぎやろ。細い目なのに華がある。
特に胸がときめいたのはアンノウンのくだり、トゥーコがいちいち捨ててあるタバコを吸う場面、猫＋イーストウッド、一人見殺しにしてごめんよですませるところ。
あの小枝みたいなタバコどこで買えんの？
