コーカサス

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗のコーカサスのレビュー・感想・評価

4.1
“オレ、汚ねぇヤツ”
“オレ、悪いヤツ”
“オレ、いいひと”

『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』に次ぐ「ドル箱三部作」の3作目。
タイトルに“続”が付くものの、前作とは異なる、これまたマカロニ・ウエスタンの傑作だ。

南北戦争のさなか、隠された金塊をめぐり3人の悪党 (イーストウッド、リーヴァン・クリーフ、イーライ・ウォラック) が虚々実々の駆け引きを演じ、その騙しあいが実に滑稽で面白く、前2作とは違った魅力ある作品に仕上がっている。

また、本作ではイーストウッドの愛銃が “コルトSAA”から“コルトM1851ネイビー”へ変わっても、グリップの“ガラガラヘビ”だけは変わらずに引き継がれていることを記しておこう。

何度も観てきた「ドル箱三部作」だが、偶然にも4K復元版が“宇宙一カッコいいロードショー”として3月22日から上映されるらしい。
そのカッコいいチラシをもらって来てくれたS氏に、この場を借りて感謝する。

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