あざみ

プーサンのあざみのレビュー・感想・評価

プーサン(1953年製作の映画)
4.0
シネヌーヴォでトーク付きだったので予備知識なくなんとなく見に行って、びっくり。
こんなプロレタリアな感じ?!
今の若い人が見たら意味分からないのでは。
私は40代ですが、昭和の職場、家庭ってこうだったよな〜!と刺さりまくりでした。
パワハラやモラハラなんて言葉なかった。

悲惨。だけど喜劇。風刺喜劇。
監督は主人公にも観客にも、感傷に浸らせてはくれない。
演出、脚本ともに凄すぎ。
事件映像の取り込みもお見事。
市川崑監督の出世作。だそうです。
あざみ

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