伊藤雄之助、ボケーっとした顔が役によくあってます。社会風刺コメディで筋がなんかあるわけでもないので、断片を楽しみます。越路吹雪はコメディぴったりすな。「ぼんち」も印象的でしたからもっとみたいんですが…
>>続きを読む当時の社会情勢について知識が乏しいので、社会風刺についてはよく理解できなかったが、警官の小林桂樹が勤務する交番に、「〇〇殺しました」と言って次々に人が来るシーンは、時代に関係なく面白かった。
八千…
おっとりした予備校教師の野呂は度重なる不運に見舞われても生き抜こうとする。理念や願望と反する現実にも耐える。メーデーに参加するのは害悪だと職場が仕打ちする掟ならば、いずれこの社会は没落するのだろう。…
>>続きを読む◎戦後の激動に巻き込まれる優柔不断な数学教師
1953年 98分 モノクロ 東宝 スタンダード
市川崑(1915-2008)は、新東宝時代、1948年の『三百六十五夜』2部作(未見)の大ヒットに…
シネヌーヴォでトーク付きだったので予備知識なくなんとなく見に行って、びっくり。
こんなプロレタリアな感じ?!
今の若い人が見たら意味分からないのでは。
私は40代ですが、昭和の職場、家庭ってこうだっ…
才気が走りすぎている。
政治や社会を風刺する行為というものは、うっかり間違えると本気で考えなければならない事柄を笑いものにすることで無害化し、観客が本当の意味でその問題に向き合うことを阻んでしまう…