雨宮はな

銀座の恋の物語の雨宮はなのレビュー・感想・評価

銀座の恋の物語(1962年製作の映画)
2.0
文系キャラを演じる石原裕次郎が観られる、昭和のスター恋愛映画。

当時の銀座の風景を楽しめる。
絵と音楽という生業にしにくいものを志した若者の苦悩や、人生における選択肢とルートが現代とあまり変わらずに描かれている。

「二重人格になるタイプの健忘症」という設定は面白いけど、活かしきれていないと感じた。

この時代のヒロインは本当に美人でないと務まらないし、普段着でも美しいなあという印象。「ご婦人モード」でない浅丘ルリ子もまた美しい。
雨宮はな

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