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銀座の恋の物語のパピヨンのレビュー・感想・評価

銀座の恋の物語(1962年製作の映画)
3.5
日活が、日本映画がまだまだ元気だった頃のスター歌謡?作品ですね。
蔵原惟繕監督は、石原裕次郎の「俺は待ってるぜ」が監督デビューだそうで、その後も石原裕次郎✕浅丘ルリ子主演作品
を数多く手掛けているようですね。そして、1980年代に入ると「青春の門」や「南極物語」のような大作にシフトして行きますね。
次郎(石原裕次郎)は、画家を目指しながら銀座で貧乏暮らし。同居人は音楽家志望の修二(ジェリー藤尾)です。ここで次郎は修二と共に歌ったりします。恋人は銀座高級洋裁店のお針子(洋裁士)をしている久子(浅丘ルリ子)です。若者たちは夢への将来の不安や、堅実な人生について悩み苦しむ事もあるのです。韓国ドラマの元となったような日活青春映画ですから、交通事故、記憶喪失、貧富の差等一通りのエッセンスは盛り込み済みですよ。同名の主題歌も有名ですね。
日活のスターには、赤木圭一郎(若くして事故死したから別かな)、山内賢、二谷英明、津川雅彦、川地民夫、和田浩治、浜田光夫等々ハンサムガイが沢山居ました。石原裕次郎なんてそれ程ハンサムか?と思ってましたが、若かりし頃の映画の彼は次元の違う魅力を放っておりました。納得。
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