銀座の恋の物語のKumonohateのレビュー・感想・評価

若い頃は「何じゃこりゃ？」と思ったが、歳をとると、あちこちにある物語のほころびや見え見えの展開など、どうでも良くなってくる。浅丘ルリ子が記憶を取り戻してゆく過程など丸見えの極みだが、それでも鳥肌が立つ。これでいいのだ。唯一の例外は婦警さん。あの役がなぜ必要なのか？なぜ江利チエミなのか？なぜあそこまで不審なのか？ これだけは加齢した今も気になって仕方が無い。