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子連れ狼 死に風に向う乳母車のNのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

初子連れ狼。
ぶっ飛んだ時代劇でタランティーノも好きな作品というのを聞いて鑑賞。
若山版映画三作目〜六作目まで映画館で一気見。

思った以上に大五郎がかわいすぎた。
そして大五郎の覚悟が決まり過ぎてもう最高。
目の前でガンガン人が死んでも悲鳴あげない、顔色も変えないとは。

拝一刀の若山富三郎が男臭い顔立ちだったのは意外。もっとスマートなのかと思ってた。
ただ、殺陣は動く動く。
全体的に拝一刀強過ぎだろ。
刀だけに拘らない自由な戦い方なのは驚いた。
下手人の女郎の代わりにぶりぶり、水責めくらう拝一刀の男らしさ。
拷問名ぶりぶりて。名前はアレだけどやってる事エグいな。

船に乗せられないからって、乳母車を船に繋いで大五郎だけそっちに乗せられるのはスパルタ過ぎ笑

銃を使う用心棒相手に、大五郎が溺れてるフリして、銃を捨てさせ、助けに来た所に拝が襲いかかるのは汚過ぎて笑った。

最後の大立ち回りはもちろん、序盤に引き分けにした官兵衛との決着はめちゃくちゃ良かった。
渡りになっても最後まで心は武士であり続けた官兵衛は良いキャラしていた。
乳母車マシンガン強過ぎて笑う。

トンデモ要素はあるものの、ベースは真面目に剣客やっていたので、そこまで大幅に時代劇を脱線してはいなかった印象。面白かった。

2024 137
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