和製『ワイルドバンチ』みたいになってしまった東宝ドル箱シリーズ『子連れ狼』だが、やっぱり主演の若山富三郎の濃ゆいマッチョイズムが全編クサイ程炸裂していて痛快そのもの。
後半のマシンガン連射シーンで思わず涙ウルウルしてしまう。😭
肝心のストーリー展開は悪く言えばルーティン。しかし三隅研次監督ならではのハッタリかましたアクション演出、切り株描写、スプラッター表現など観れば観るほどコクが出る。🔥
原作は小池一夫&小島剛夕による劇画。元祖『キル・ビル』みたいな親と子の絆と怨念を描破したジャパネスク色の強い活劇になっている。一見の価値あり。