このレビューはネタバレを含みます
こちらを先に観てから「Control」にすれば良かったかな。
バーニーやフッキー、ファクトリーのトニーやマネージャーのロブなど関係者の話で構成された本作。なんと愛人のアニークまで登場。
ロブにナチっぽくてダメと言われてたバーニーのヒトラーユーゲントの太鼓ジャケ、勢いがあって大好きなのに(足場のやつより断然)
もちろんピーター・サヴィルの1stは至高ですが。
狂気すら感じるトランス状態で眼がイっちゃってる病的なイアンがカッコ良すぎるライブ映像...!
病気の不安から精神までも病み感情のコントロールが効かなくなるイアン。苦しみは内へ内へと向かい自己破壊へと...。
あの時 逃げでつぶやいた「オランダで本屋をはじめたい」が叶っていたのなら、死を選択する苦しみにまでは至っていなかったのかな...。
愛読書はドフトエフスキー、ニーチェ、サルトル、ヘッセ...
"彼は人間の苦悩ばかり、読んだり考えたりしていた"
デボラ・カーティス
-----
サマソニ2012でのNew Order
ラストのLove Will~に熱狂、
そしてスクリーンに映し出される
"FOREVER JOY DIVISION"
身体中が震えるほどの高揚感!けれど同時にフッキーのいない寂しさにも打ちひしがれた...。
2022-181