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ねえ!キスしてよのotomのレビュー・感想・評価

ねえ!キスしてよ(1964年製作の映画)
5.0
ベートーベンセーターからのあれこれに、ショウ・ビジネスから家庭に至るまでの『〜がない〜は〜だ』の歌詞との絡め具合が巧み過ぎる。明確な各人の願望をちょっとずつズラしただけでこんなにも劇的な演出なる凄さ。ピストル・ポリーことキム・ノヴァクが逆に射抜かれるシーンなんかはウルっとなる。ワイフと揃って有能かつ愛情豊かで、それに対する男連中の馬鹿さ加減との見事なバランスで実に上手い事出来てる。で、ラストの締め。最高。
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