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ねえ!キスしてよのleylaのレビュー・感想・評価

ねえ!キスしてよ(1964年製作の映画)
3.8
ビリー・ワイルダーのラブコメなのに、タイトルのせいで素通りしてた!
フォロワーさんのおかげ。

田舎町の売れない作曲家スプーナー(R.ウォルストン)は、妻が浮気をしないか心配ばかりしてる。ある日、女好きの人気歌手ディノ(D.マーティン)が偶然にも隣のガソリンスタンドにやってきた!
自分の曲を売り込むチャンスだけど、妻はディノのファンだから合わせたくないし、さぁ、どうする?!

なかなか毒っ気のあるすれ違いのドタバタ恋愛劇。エ~ッ⁉って思うストーリーだけど、テンポのある洒脱なセリフと愛すべきキャラによって、気にならず、最後は気持ちのいい終わり方。
アメリカでは当時、不道徳なので非難されたそうです。

スプーナーが笑えるほどの嫉妬深さ。年齢的にかなり年下の妻だから気が気じゃない。ヴェートヴェンのトレーナー、いいな〜💕

この役はジャック・レモンにやって欲しかったな。スプーナーの奥さん役はジャック・レモンのリアル妻。スケジュールが合わず夫婦共演ならずで残念💧

キム・ノヴァクがバーのウエイトレス(日本だとキャバ嬢⁉︎)役で、スプーナーの妻を装ってディノをもてなす。
ヘソ出しルックで「めまい」の時とは別人のよう。最初は安っぽく見えたけど、だんだん本当の妻のように思えてきたからすごい。

「キスして、おばかさん」が最高のセリフ✨💋
終わり良ければすべて良し。
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