メッシ

ねえ!キスしてよのメッシのレビュー・感想・評価

ねえ!キスしてよ(1964年製作の映画)
3.8
売れない音楽家の家に人気歌手が来て奥さん巡ってワイワイする話。

音楽家、歌手、奥さん、娼婦の4すくみの男女の話なんだけど、よくもまあこんなに複雑に脚本が書けるなと。

ありえないセリフや展開もスピーディーに畳み掛けて有無を言わせないし、後半は娼婦の気持ちと旦那の気持ちがスイングするところが妙に説得力を帯びてくる。

奥さんに対して束縛するあまり、娼婦を身代わりにしようとしたら惹かれちゃう。意味わかんないけど凄い納得しちゃう。
演出と脚本のパワーなんだろうな。

しっかり男女の関係になってラストのあのまとまり方と多幸感はなかなか出せない。
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