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大砂塵のricoのレビュー・感想・評価

大砂塵(1954年製作の映画)
4.1
ビェンナを巡る男たちと、その男を想う女の物語。駅がお金が銃がギターが、と言いながらもメロドラマしか紡ぐ気がないニコラス・レイが素敵。

VHSの画質が悪いので点数はつけないでおきます。

ーー2018.7.24 再見
いつの間にやら(ようやく)TUTAYAから再発されてた。長かったねえ。黒い集団の中での白いドレス、馬車の車輪の黄色、燃える火の赤、など計算された色彩が素敵。高低差の演出もいいね。当時既に50くらいのジョーン・クロフォードがもっと自分を表に出させろとニコラス・レイに直訴して四苦八苦したらしい。今から見直すと冤罪シーンは「牛泥棒」みたいね。逃避行してるシーンを見ていたら気狂いピエロの逃避行シーンを見直したくなった、、
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