ジョーン・クロフォード主演の西部劇。
原題は「ジョニー・ギター」これは日本でもヒットしたヴィクター・ヤング作曲の名曲。作中でも勿論、演奏される。
砂嵐が吹き荒れる中、一軒の酒場にギターを持った男が現れる。
酒場の女主人はこの地に鉄道が開通すれば新しい街が出来て酒場が賑わうことを狙っていた。
地元で銀行を営む兄妹の兄が殺されたのをきっかけに、よそ者グループと地元の有力者たちとの争いが表面化し、女主人もギター弾きも巻き込まれていく。そこには女の根深い嫉妬心があって…。
ギター弾きのスターリング・ヘイドンがどうもオーエン・ウィルソンに似ていて気になった(笑)
単純明解な西部劇の割には少しずつ明かされる関係性や、ジョーン・クロフォードの威圧的に大きな目と一貫した男勝りの性格に最後までどうなるのかと面白く観た。
デニス・ホッパーのデビュー作となっているけれど、その他大勢の町民で多分馬に乗っていたのでしょう、顔は発見出来ませんでした。