アノ

大砂塵のアノのレビュー・感想・評価

大砂塵(1954年製作の映画)
4.3
人が吹っ飛んだり転がるときの過剰さがすごい。
ボーグナインやマッケンブリッジの最期はここまでやる!?って感じだ。
階段が魅力的な酒場のセットも良い。大炎上する様も壮観。

『牛泥棒』オマージュもどこ吹く風で女同士の殺し合いになっていくのが面白い。
「誰もいない町を歩く犬」ってもう完全に冤罪によるリンチの符牒になってるのね。

クロフォードを縛り首まで追い込んだマッケンブリッジが狂喜してシャンデリアを撃ち落とすシーンの迫力!
しかしエマにはもっといい女優を使って欲しかった。
マッケンブリッジは女装したジャック・パランスにしか見えないんだもん。
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