Melko

レアエクスポーツ 〜囚われのサンタクロース〜のMelkoのレビュー・感想・評価

3.0
評価ひっっく…、、
がしかしこのスコアが納得な、久々の「なんじゃこりゃ」映画…

フィンランド語が聞きたいの〜というわたしの欲に、じゃあこれはどう?とフィンランド人の女友達が勧めてきた作品。
何故コレをチョイスしたのか、友達のチョイスもぶっ飛びすぎてて笑うけど、、たしかに、シンプルなフィンランド語と分かりやすい日本語字幕で、セリフはまあまあ楽しめた…?かも。ちょいちょい拙い英語が混じるけど。

がしかし!ダメだねー、、いくら好きな国の映画でも、好きな国の言語でも、ムサくるしすぎるヒゲづら男ばかりの絵面と、テンポ悪すぎるストーリー展開でぶち壊しです。
ブサイクな男の子が主人公、要領悪いし声小さいのに終盤急に覚醒してリーダーシップ取り出す
その父親はヒステリー気味で、アンガーコントロール皆無の気分屋。急に大きな声出すし泣くし、、ヒゲ面。
主人公の友達は悪ガキ、
その父親は粗暴なヒゲ面、
その友達もヒゲ面
あぁサンタがテーマのクリスマス映画なのに、なんてムサ苦しい画面!!

おまけに、じゃあバイオレンス祭りですか?!と思いきや、そうでもなく、かといってシリアスでもなく……思わせぶりな画面に期待して身構えたら肩透かしの連続で、してやったりなラストも、「ええぇ…80分見て、これ…???」な感じ。なんか、
そーれ!って思い切り投げた野球ボールが相手の頭上飛び越えて草むらの中入っちゃって、探せど探せど見つからない…
そうこうしてたら日が暮れた、あぁもう良いやどうせ100均のだから、また買おう!みたいな、着地点がブレブレのまま、元々決めてたラストに向かって無理矢理起結させたような持っていき方。

ツッコミどころ満載。

首から出血するぐらい咬まれてるのに全然痛そうじゃない、とか、
そんな至近距離で爆風受けたらそんな涼しい顔してられない、とか
外出るなって父親に何回言われても出ちゃうピエタリのアホさ加減とか…

サンタクロースの国がこうゆうサンタの映画作るのね、ふ〜ん。。て映画でした。

真冬の自然は無駄に美しかった。。
Melko

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