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セルラーのsatchanのネタバレレビュー・内容・結末

セルラー(2004年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

 二度目の鑑賞。こんなにコメディタッチだったかな、この映画?吹替で見ると、受け答えが意外に笑えました。中高生時代からキム・ベイシンガーのファンでしたが、今見るとこりゃ娯楽映画。今をときめく俳優たちが悪役だったり、ちょい役だったりしたことが面白かった。こんなところに!みたいな喜びがありました。悪徳警官が悪事を働いている現場を録画したテープをめぐり、撮影した男の妻・子供が誘拐されるサスペンス。タイトルにもあるように、「当時」最新のデカイ携帯を事件解決の糸口として使っています。
 びっくり「その一」。ジェイソン・ステイサムが悪徳警官&誘拐犯で颯爽と登場。少ししか闘わないのは残念でしたが、動きの速い腕さばき、パンチが見え隠れします。「その二」は『エリザベスタウン』『ニューイヤーズ・イブ』のジェシカ・ビールが、若々しいお姉ちゃん的な役で登場したこと。クリス・エバンズの彼女役で超若い。「その三」は『ファーゴ』『リンカーン弁護士』などのウィリアム・H・メイシーが正義感の強い勇敢な警官で登場したこと。彼も若かった。クリス・エバンズと共に、ジェイソン・ステイサム率いる悪徳警官を倒します。キム・ベイシンガーがママ役で、誰とも恋に落ちないのが残念。時代は変わってしまった…。旦那さん役は、『デスパレートな妻たち』のカール役だったリチャード・バージでした。これも地味に嬉しい登場でした。前に見たときには、気づいていなかった存在がたくさん。今となっては古すぎる携帯のサイズ感ですが、昔懐かしい感じで楽しめました。
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