「大山鳴動して鼠一匹」
髭面男は先ずは落ち着こう。
男が決めた色々な事に翻弄される女性の姿を描いている。
爺がポンコツで、親父が嘘つきで、
相手の親父がドメスティックバイオレンス野郎。
判事は…
寡黙なプロットを、多弁なカットと切り返しで補完しており、無駄の一切ないミニマルな時空間が流れていて気持ちが良い。ナデルは老父のことを「前は一言でも喋った」という。作中で彼が喋る言葉は彼の家族の名前、…
>>続きを読む人々の間に憎しみが広がっていくのは辛い
当事者たちに怒りを押し付けたい自分とどうにかして手を差し伸べたい自分がいるのは辛い
個人と個人の憎しみについて描かれている本作が、皮肉にも終わらない国同士の争…
この映画が素晴らしいのは、それぞれの人のスタンスやパーソナリティがぶつかり合うほどに克明に見えてくるところにある。そこにイランという国ならではの信仰の問題も絡んできて、事態が異様に複雑になる様が興味…
>>続きを読む© 2009 Asghar Farhadi