細雪の作品情報・感想・評価

『細雪』に投稿された感想・評価

昔の関西弁、華やかな着物、豪華女優陣を見てるだけで飽きない。品がある。
この細雪は看板女優らを全面に出す大映らしい作品になっている。ただ、船場の旧家感が薄いのが残念。妹のことを時に叱り、時に守りいつも一番の味方である山本富士子演じるこえんちゃんが特に印象深い。
年代別のバージョンを比べてしまうと一長一短なのだが、本作は男役が総じてベストキャストだと思う。山茶花究とか川崎敬三とか。でも原作に比べて地味ですね。
悲喜交々な四姉妹。1シーンでインパクトを残す船越英二さん

雑巾がけするお手伝いさんと歩く京マチ子さんにカメラが並走して撮ってるところ良かった

このレビューはネタバレを含みます

山本富士子が可愛い。
ラストの改札口へ走る白足袋、電車に向かって話すシーン可愛い過ぎて何回も再生した。
uraco

uracoの感想・評価

3.0
台風のところ、すごいな。いっぱい水を使ったり、物をたくさん壊したりして。台風の日に全力でロケしたとしか考えられない。
waltz

waltzの感想・評価

3.9
こんな豪華出演陣で面白くないわけがない。諦めた長女、古い次女、しっかりものの三女、好き勝手な四女。
bn

bnの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

よく分からないままいなくなってしまう人や出来事がある。登場人物が多い事もあるけど、台詞の多い姉妹たちと対照的に省略されている部分が心に残って良かった。
山本富士子さま演じる雪子の一枚上手なポジティブ…

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e

eの感想・評価

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戦後の細雪、いいじゃない。京マチ子はやっぱり姐さんが似合うなあ。鶴子の葛藤、幸子の葛藤、妙子の葛藤、そして雪子の優しさ。ラストに降る細雪は、雪子の心の内なのだろうか。

1950年版と比べるとストーリーが大きく改編され、大映女優たちを見せびらかす作りになっているように感じる。山本富士子演じる雪子が叶順子演じる妙子とそこまで衝突せず、妙子を理解しようと彷徨する姿が印象…

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