劇画・ガロ系なのでがっつり性描写があります。
日本版のポスター、びっしり書かれた文句が気持ち悪くて見る気が失せますが、映画の内容はわりと誠実に作ってあります。
聞き取りに自信がなく、字幕が無いのが不安でしたが、声優の声やセリフ回しとの相性がよかったのか、何を言っているかよく把握できてよかった。一本目の『地獄』は主人公役のナレーションが特によく合致していました。
漫画は読み方がわからない方もぼちぼちいるし、視覚に制限がある方は閲覧が難しいです。これくらいわかりやすいアニメになっているといいかなと思います。内容的にも高齢の方が、より懐かしさを感じて喜べるかも。
うだうだ悩む陰鬱な青年の話は嫌いではないのですが、女性の描き方も特にこの時代の漫画らしく、誘惑するか騙してくるか家事をしていて話にほとんど関わらないかで、目新しさはありません。
