灰田

キャスト・アウェイの灰田のレビュー・感想・評価

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)
3.5
おもしろかった。
呪術廻戦でキャストアウェイネタが出てきて気になって観たんだけど、そのシーンで爆笑してしまった。
運送会社(FedEx)を経営するチャック・ノーランドは時間に厳しい、とらわれて生きている。それゆえの皮肉か、時間という概念から切り離された無人島に漂着する。(そこでもおおまかな時間を把握してるんだけど)唯一の希望を胸に数年間生き続けるんだけど、無事生還した彼にはその希望さえ叶わないまま終わる。それでもKeep breathing(息をし続ける)、生き続ける。と言った彼の強さに僕は胸を打たれた。憧れさえもした。強く、生きていたいな。

ラストシーンがはっきりと描かれなかった所が良かった。主人公が異性と結ばれて新しい未来へ希望を託す。そういうハッピーエンドは、今の僕には相応しくなかったから。
灰田

灰田