母ちゃん

キャスト・アウェイの母ちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

2023年/8本目



数奇な運命に翻弄され2度の大きな別れを経験する事となる。


前情報と言えば漂流してボールの相棒を手に入れるの。だから軽〜い感じでボールの相棒とウェーイって乗り切るのだとばかり思っていたからあまりの重さにショック受けてます😨

漂流してから相棒に出会うまでの間ほぼ台詞はない。あるのはうめき声ぐらい。それが相棒と出会い喋る様になるがそれも独り言。こんな過酷な状況で4年間生きぬき、脱出しようと思うメンタルが凄い。きっと相棒と恋人の存在があったからだね。

だが脱出の途中で相棒が流されてしまい泣きながら謝るチャック。これが涙を誘うのよ😭言うても相棒はボールよ。分かっているのにウルっと来る。トム・ハンクスさんの演技力に脱帽です。

やっと船に見付けてもらい国へ帰れたがそこに待っていたのは恋人が結婚していたって事。それと何不自由ない生活。食べる物も火も電気もふかふかのベッドもあるが床で寝るチャック。

意を決して恋人に会いに行きお互いの気持ちを確認するも共に生きる事は叶わないと知る。

てかさ、4年って長いのか短いのかどっちなんだろうね。微妙なところだよね。恋人が死んだと思ってそれから4年で結婚するってどうなんだろう?って私は思ってしまった。しかも結婚してるのに「貴方を愛してる」ってオイオイオイって突っ込んでしまったよ。どうもこの展開は美談だと思えない。

チャックが漂流して過酷な生活の中で唯一自分が選択出来る事はいつ何処で死ぬかって事だったけど失敗した時に、とにかく生きてみようと思ったみたいな台詞がこの映画を表してますよね。

どんな状況でもとにかく生きるって難しいもんなー。
母ちゃん

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