Eirain

凶人ドラキュラのEirainのレビュー・感想・評価

凶人ドラキュラ(1966年製作の映画)
2.8
ハピネット「ホラー・マニアックスシリーズ」第13期 第6弾は、第5弾に引き続きハマー・フィルム・プロダクション特集。ハマー・フィルムの「吸血鬼ドラキュラ」シリーズ第3作、『凶人ドラキュラ』を鑑賞。

英国から旅行でカルパチア地方へやって来たチャールズ、アラン兄弟とその妻たち。立ち寄った酒場で出会ったシャンドール神父から、かつてドラキュラが住んでいた領域に立ち入らないよう警告を受けるが、彼らはその領域に聳える古城へ何者かに導かれるように立ち入ってしまう―――。

「クリストファー・リーと言えばドラキュラ、ドラキュラと言えばクリストファー・リー」ということで、名優クリストファー・リーがドラキュラ伯爵を演じた2作品目・・・なんだけど、ドラキュラ伯爵の台詞が一切ないという。リー曰く「脚本の台詞が酷くて喋るのを拒否した」、脚本家曰く「元々台詞はなかった」・・・果たして真相は・・・まあどちらでも良いんだけど、紳士然として偉そうに口上垂れるドラキュラ伯爵が好きな私にとっては、あまり知性が窺えない今作の伯爵はイマイチだったかな。
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