LEE

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地激震のLEEのレビュー・感想・評価

3.7
当時の黄飛鴻映画ブームの便乗作品の一本
でも俺は嫌いじゃないぞ案件の一つだったりする笑


個人的に嫌いじゃないぞって思うのはストーリー
お決まりのアヘン要素に加えかつて黄飛鴻の父に破門された柳生十兵衛が父の死後再戦を挑んで来るというお話で最後の決着のつけ方などはすごい好みなんだけどいかんせん描写が中途半端!(だけど本編は88分!もーちっと長くてもいいんだよ?!
特にアヘン絡みのお話は途中で終わってしまっているので締まりが悪い感じは否めない
それと黄飛鴻のキャラが真面目なのかふざけてるのかあんまりよく分からない(=ブレてる)感じもした


カンフーは錢嘉樂と林正英という洪家班の出世頭二人なので問題なし
当時の潮流に乗らずばっちりカンフーを見せてくれるのは嬉しいところ
錢嘉樂はよく動くなぁと改めて感動してしまった(吹き替えやってたりしたからそりゃ動けるんだけども


決して傑作ではないとは思うが面白い要素は所々にあると思うので気になった方は是非
あと日本版はJVDが出してるので画質とかは最悪です(何故かトリミングされてるっぽいし
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