SNG

プリティ・ウーマンのSNGのネタバレレビュー・内容・結末

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

配信期限が切れるので慌てて視聴!
有名なタイトルだけど、まぁみておくかって感じで見てみたらめちゃくちゃ面白かった〜!!!!そりゃ有名になりますわっていう面白すぎる映画だった!!
マイフェアレディみたいに、ヴィヴィアンが教育を受けて娼婦から淑女に変身する感じだと思ってたんだけど、特にそんなことはなかったですね。
ヴィヴィアンが自らテーブルマナーを学ぶことはあっても、エドワードから言葉遣いがどうとかマナーがどうとかってうるさく言われるようなことはない。
なんとなくジャンルの違う生物を面白がってる様子さえあるエドワード、何もかも曝け出してばかりの娼婦は、腹に一物を抱え込みながら社交する世界で生きている男にとって新鮮で、だんだんと安らぎを与えてくれる居場所となっていく、この流れ。
王道なんだけどすごく面白かった〜〜〜〜!
ヴィヴィアンに最低限の言いつけはするけど、付け焼き刃の教育を強いることがないとこもすごくよかった!
ヴィヴィアンが卑しさばかりの娼婦であったならこの話は成り立たなかったので、彼女が自分に対して少なくない誇りを持って生きている、そういう女であったところもよかったんだろうなぁ。
ディナーに伴うドレスを買えと言われて、娼婦の友達に相談して向かったブティックですげなく扱われ、ホテルに戻って支配人につかまり、彼の根回しでドレスを手に入れるところ、支配人に相談してテーブルマナーを自主的に学んでいくところ、そうして親交を深めた支配人がどんどんと変わっていくヴィヴィアンに誇らしげに微笑むところ、めちゃくちゃすきだった!
この二人に友情のような絆があって、それを垣間見せてくれるの、とても良い。
最後のハッピーエンドも彼のアシストあってこそなので、エドワードはもっと彼に感謝すべき。
一旦関係が解消した後で、ヴィヴィアンが学校へ通う決意をしているのもいいし、彼女の友達にお金を分け与えて、友達はそのお金で美容師になるための学校へ通おうとしてるとこもいい。
何もかもが綺麗事みたいにすすんでいくけど、現実感を求めてるわけじゃないので、まさに見たいものを見せてくれる映画だった!
キャラがみんな可愛いんだよな。だから推せる。
すごくすきな映画になったので見てよかった!!!!
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