Buchaiku

プリティ・ウーマンのBuchaikuのレビュー・感想・評価

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)
5.0
もちろん時代的なものもあったりするけど、巷で言う気持ちの悪さはそこまで感じなかったかな。

どうしてエドワードやトンプソンが関心するような女性なのかなと思って2回みたけど、自分たちにはない素直さなのかな。

素直に、なにに向かっても努力できるし、自分が何者なのか別に偽ろうとはしない。ホテルに泊まるくらいの層の人たちは自分の面目を保つことに必死で、自分を高くするためにそうでない人たちとの差別化をはかる。

ヴィヴィアンはその辺のお金持ちでふわふわした人よりも100倍人生を生きて、哲学してるんだと思う。

ニセモノを安く買って、インターネットの普及により、なりすまし、をすることが簡単になっているこの世の中では、素直に自分を見つめて「自分」になることは難しい。そういう意味で、フェミニズム的な視点ではなく、自分とはということを考えるのにいい映画なんじゃないかね。
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