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プリティ・ウーマンのmiporingoのレビュー・感想・評価

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)
3.2
どんどん洗練されていくヴィヴィアンが素敵だし元々性格が良くて感受性が強く頭もいいので周りが放っておけないキャラなのがわかるのも良い。エドワードが彼女のリアクションを気にしながらオペラ鑑賞していてその涙に心動かされるところが好き。彼女の存在が、ビジネスのやり方を変えてしまうほどに彼の方も変わってゆくというのもいいです。
ただ、どうしてもモヤモヤしてしまうのは、別れの時に高級アパートに彼女を囲って専属愛人にしようとしたエドワードは全くもって許せないと思ってしまうから。もう妻も恋人もいないのになぜ躊躇する?「ハッピーエンド」を望む彼女に「それは無理だ」と即答。あの段階で彼自身が偏見から抜け出せていないなら、最低な弁護士野郎とさほど変わりはないのでは。花束を持って迎えに行くのも自分の強い意志ではなく周りから背中を押されたからで…。
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