本作のシャオカンの目線に映る世界はもはやBSSですらなくて、一丁前に備え付けられた情欲をひとり遊び以外で発散する術を知らない男による魂の嘆きだった。軋むベッドと嬌声だけを頼りに想像力を働かせて、音を…
>>続きを読む不動産屋で働くそれほど若くも綺麗でもない女、チャラチャラしている露店商の男、うだつの上がらないコンパクト墓地の営業マン。チャラ男は女をナンパして女が扱うマンションで関係を持つが、その後つれなくされる…
>>続きを読む初期三部作②
こんなに少ない台詞なのに、こんなにも引き込まれるなんて...。ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)すごい。
開始から50分位まで女のビジネストーク以外にこれといった言葉もなく、次々と起こる…
この映画は公開時、今はなき六本木WAVEの地下にあったシネ・ヴィヴァンで観ました。日本向けにデザインされた横尾忠則によるポスターが、独特の不思議な雰囲気を醸し出してました。それ以来ぶり、U-NEXT…
>>続きを読むさっき見た『青少年哪吒』で、ついに蔡明亮の面白さを理解できた!と感じたのだけれど、彼の「台北三部曲」の最後(順番的には二つ目、『河流』を最初に見たので)を見てみたら、やっぱりまた突き放された。
真…
2023.6.19.U-NEXT
初
不動産女
家無しの男2人
モデルルーム生活
納骨のセールスする男
さすがにバレると思うけどね
LGBT要素あり
彼が好きな彼が女とSEXをベッドの下で
横断禁止…
2回目鑑賞。
1回目では理解しきれなかったため。
シャオカンは内気なゲイ、メイはおそらく彼氏と別れ仕事に明け暮れる毎日、アーロンはストリートで暮らしてどこか安定や夫婦を求めている様子。
誰かにさ…
台詞が少なかったりするところはホウ・シャオシェンぽくもあるけど、全く違うのが時代背景と孤独、前者はみて暖かい気持ちになる田舎風景みたいな感じだったけどそれに比べると舞台も都会で全体的に空虚な感じ。こ…
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