〖1960年代映画:伝記映画:東映〗
1963年製作で、自ら『珍顔』を名乗り、戦後の落語界で爆発的な人気を誇った風変わりな落語家:三遊亭歌笑の短い人生を描いた伝記映画らしい⁉️
滑稽で刹那い作品でし…
落語家を扱ってるというだけで、別に笑えるわけでも喜劇でもない。
反戦・厭戦・反権力的が強く、野村芳太郎の一連の松竹喜劇より少し重い。
それにしても渥美清の冒頭の口上、聞き惚れる上手さだ。
汽車の荷物…
しゃもじ兄弟子こと佐藤慶の抵抗、虫眼鏡のなかの三田佳子。焼け跡、バラックのセット素晴らし。モブシーンといえば沢島忠。天国への階段→球場のマウンドに渥美清を視て南田洋子が観客席から駆け寄っていくラスト…
>>続きを読むエンターテイメントと社会派の美しい融合が、この作品にあると思いました。僕は映画は基本エンタメであってほしいと思っていて、あからさまに社会派を謳ったような作品はあまり好きじゃない。もちろん、好みもある…
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