へちょりーの

一命のへちょりーののレビュー・感想・評価

一命(2011年製作の映画)
3.3
「切腹」のリメイク版。
オリジナルの「切腹」の方が良いのはわかっていたため、こちらから鑑賞。

江戸初期、1615年
瀕死の我が子を救うため、狂言切腹に走ってしまった千々岩求女と浪人津雲半四郎のストーリー。

2人の関係がどういうものなのか、わかった瞬間からストーリーは1つに繋がる。
ただただ、求女(瑛太)の切腹シーンが痛々しい。
あのシーンについて、瑛太ご本人から「こうした方が良いのでは?」と追求していったという記事を見ていたので、瑛太の役者魂をひしひしと感じることができた。

そしてやはり市川海老蔵は演技が段違い。
表情のみで演じきるシーンの凄みは流石。
ただ、海老蔵の声の音量に合わせると後々驚く。笑