この初老の男、渥美清が演じる義太郎を一目見て、のちの車寅次郎の晩年を思い出した。寅次郎の容貌に滲む衰えの渥美の老いや病による弱りやら、表に出すまいと気を張る様子を見て見ぬふりでやり過ごして来たのだ…
>>続きを読む踏切と高架下のおでん屋。威勢のいい女将。飲んだくれのおっさんと青年。柔道ではなく相撲。大学に受かるかどうか。声のない音楽だけの回想。生きていた戦死者。癇癪起こして萎れる。気前良くお金を置いて旅に出ち…
>>続きを読む丸山誠治監督、脚本木下惠介、音楽木下忠司さん黄金の兄弟コンビというレアな傑作。(製作/東宝、宝塚映画 ロケ阪急電車ガード下)既に寅さんキャラな渥美さんが浪人生石立鉄男を息子のように世話する。おでん屋…
>>続きを読む渥美清が、寅さんの2年前の映画。
土工夫の渥美清と、大学受験生の石立鉄男の友情物語。
屋台経営者の淡路恵子、石立鉄男の恋人の星由里子。
渥美清の佐渡島の故郷の思い出シーンは、台詞無しの音楽だけで、内…
3回くらい泣いた。全映画の中で最も「踏切の警報音」を巧みに扱った一本。気持ち次第で嫌な音も心地良く聞こえる。冒頭からラストカットまで全カット良い。渥美清の暗い過去と今を生きるあつい気持ちに胸打たれす…
>>続きを読む毎日響くうるさい踏切の音も気持ち次第で響き方が変わる、とか
父子草に互いを重ねそれに気持ちを託す、とか
いちいちクサいんだけど、まあたまりませんね
役者も良いし撮影もキマッてていうことなし、キャラ…
渥美清はちょっと寅さんみたい(少し時代がずれてれば寅さんは復員兵であってもおかしくない)だし石立鉄男は満男ぽいし、となると淡路恵子がマドンナ? 屋台が営業してる踏切近くの高架下はロケとセットをミック…
>>続きを読む父子草(ちちこぐさ)キク科ハハコグサ属の地味な花が咲く植物!渥美 清 主演の1967年のモノクローム映画。1969年 8月27日に1作目の『男はつらいよ』が上映された2年前の作品!人情物 の映画。…
>>続きを読む