久しぶりに再見。北米ではDVD出てるけど日本で出てない。出てない理由がわからないが橋本忍脚本の傑作です。回想が次々にやってくると同時に仇討の準備が進みラストのやりきれない血塗れなカタルシスに集約され…
>>続きを読む新文芸坐、追悼・橋本忍特集。
仇討ちが藩のセッティングのもと、公然と行われる。
そこに至るまでの人間模様や因果が時系列をミックスして描かれる様があまりに緻密で虚飾を排し滔々と。
橋本忍の脚本の素晴…
古い言葉遣いに加えて、バラバラに提示される時系列など、自分には理解し切るのが結構難しい作品だった。それでも、最後まで筋がまるで分からないというほどではなく、どういうこと?と思いつつ最後まで行けばなん…
>>続きを読む監督今井正、脚本はしし、主演ヨロキン(当時は中村錦之助)、制作東映の武家社会なんて碌でもない時代劇。武家社会なんて碌でもないと思っている今井正とはししが組んでヨロキンがひたすら酷い目に遭うが、ヨロキ…
>>続きを読む初の今井正監督作品。
色々と言いたいことはあるが、先ず主演の萬屋錦之介(中村錦之助)について。
めっっちゃ『修羅』の中村嘉葎雄に似ている…!
一瞬で分かった、というか中村嘉葎雄なんだと思った。
そ…
今井正×錦之助で、『武士道残酷物語』に続く、武士道ってロクなもんじゃないよね路線。脚本の橋本忍にとっても、『切腹』の次は仇討の愚かさを書いてみましょうかという感じか。いつも目がガンギマリの錦之助だが…
>>続きを読む些細なことから果し合いとなり上役の殺してしまい、自分が望まないにも関わらずもう一人その家の人間を殺めてしまったことにより仇討の舞台を用意されることになってしまう。新八は悩みながらも最期には覚悟を決め…
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