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ティファニーで朝食をのbolのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
4.0
首元にパールのついた黒いドレスのオードリーと
このタイトルはあまりにも有名。
紙コップ片手にクロワッサンを頬張るシーンのかっこよさよ。絵になりますね👏
Moon River素敵な曲だった。

さぞかしエレガントな話なのか思いきや、ぶっ飛んだ女の話だった。

お金持ちと付き合い金を稼ぎ、将来は玉の輿を夢見ているホリー。彼女の住むアパートに作家のポールが引っ越してくる。
自由な彼女の生き方に、徴兵された大好きな兄に彼が似ていて。次第に2人は惹かれあっていくが...

取り敢えずホリーが自由奔放で身勝手、ポールが只々いい男という印象だった。

男を金蔓としか思ってないし元夫を突き放したり万引きしたり...相当ヤバイやつ。
それでも許せてしまうのは、オードリー自身から溢れる品とチャーミングさがあるからだろう。

エンディングの雨のシーンは中盤のイライラが無くなるくらい素敵な演出で感動しました。安心できる場所がある。人から愛されることを知った彼女の涙はとても美しかった。
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