いーもん

ティファニーで朝食をのいーもんのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
4.5
午前十時の映画祭っていい企画だな。何十年ぶりかで観て、細部は覚えて無かったけど、素晴らしかった。あの時代のニューヨーク、台本、そしてオードリー・ヘプバーンが揃って、奇跡的に出来上がった映画。出だしの、ティファニーの前で、クロワッサンをかじる彼女の姿がいじらしくて、涙出そうになった。そして、結局は、幸せを掴むことができないであろう彼女(最後はかりそめのハッピーエンドでしかない)のことを想うと、益々いじらしさが込み上げてきた。素晴らしい映画だ。
尚(どうでもいいが)、あの上階に住む日本人は、日本人の立場からすると居た堪れないが、仮に日本の映画で登場したなら、ありがちなキャラではないかと思った。
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