トイダラス

ティファニーで朝食をのトイダラスのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
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名を知っていて観たことなかったシリーズ

イメージと違ったけれど(ティファニーが舞台だと思っていた人)面白かった。
男性が見ると、どう映るのか。

欲を隠さない、女の本心を爆発させたようなホリー(主人公)

奇天烈でお茶目で、貪欲。
大富豪の情報をリサーチ済みとか
あの突拍子の無さからは想像し難い、表情も垣間見える。女の武器を知っている顔。

嫉妬、根に持つ、華やかなものが好き、だらしがない、お金が好き、男性が好き、なによりも気分屋。

周りはいつも振り回されるが飄々とした彼女。それで許されてしまう、美貌とキャラクター。これは、まさに女の最終形ですね。

いろんなラブに目がなくても、一つ一つは一途な彼女。


とても好きなシーン。
ホリー宅でのホームパーティー
あのカオスさは堪りませんね。
フレッド(でいいか)が誰かの足についた時計で時間を確認するのとか、おっと思ってしまった。

フレッド(ポール)も素敵。
ホリーを軽々と持ち上げて(持ち上げ方が男前すぎる)階段を上るのも名シーン。
最後雨も滴るいい男とは、これまさに。

猫の演技力が半端なかったです。
一緒に暮らしたいです。

女を拗らせてる人と
出来る女になってしまった人に
観てもらいたい一本。