たむ

激突!殺人拳のたむのレビュー・感想・評価

激突!殺人拳(1974年製作の映画)
3.0
千葉真一さんの追悼上映で鑑賞です。
『柳生一族の陰謀』『魔界転生』など、時代劇は何本か観ていたのですが、空手映画は初鑑賞、なかなか衝撃的な作品です。
さすが東映プログラムピクチャー、流行っているものが即取り入れられています。

千葉真一さんのスター映画なので、とにかくアップが多い。
しかもカンフー映画の大流行もあり、とにかく濃いのです。
しかも、実録任侠映画も最盛期なので、主人公が悪、というか外道。
確かにメチャクチャ強いのですが、やってる事がなかなかの酷さ。
戦中のトラウマであったり、戦いによって、磨かれていくわけですが、クライマックスは怒涛です。

今流行っているタイプの格闘アクションとは違いますが、肉体で見せていく戦いは迫力があります。
スクリーンで観ると、千葉真一さんの迫力が凄すぎます。
肉体の表現の迫力、凄まじいものがありますね。
たむ

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