一人娘のフランキーを育てている
ディーンとシンディーはここ最近
は喧嘩が絶えないでいる。
現在と過去を行き来しながら2人
の今と出逢った頃を交互に描いて
いく手法を採っており、
観る方々を2人の物語に深く感情
移入させる事に成功しているよう
に思います。
恋愛の持つ楽しさや嬉しさだけで
なく、切なさや儚さ、怒りの感情
など幅広く描いています。
ミシェルウィリアムズさんの熱演
とライアンゴズリングさんの自然
な演技が印象に残りました。
登場人物が非常に少ないところも
観客を2人の物語に集中させると
いう点で効果的に思います。
あえて引き算していくことで作品
の魅力を高めていく工夫を随所に
感じることができました。