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自転車泥棒のKのレビュー・感想・評価

自転車泥棒(1948年製作の映画)
3.6
多くの人はすぐに「そんなことで」と言う。どれだけ大切か知らないのに。

その象徴として「自転車」を使うのがユニークだ。自転車があることで職にありつけ、自転車を失うことで生活が困窮する。

最初は「自転車ごときで」と思うのだけど、観ていくうちに何よりも必要な物に思えてくる。

悲しみが、じわじわと足元から身体を覆う。
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