natsumi

自転車泥棒のnatsumiのネタバレレビュー・内容・結末

自転車泥棒(1948年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

ハッピーエンドだと勝手に思ってたので、うわー!ってなってしまいました。どうなっちゃうんだろう、というRPG感がすごい。みんなで協力しながら盗品市場を探したり、教会まで潜入したり……だけど結局見つからない。
貧しくて盗みを働いてしまうのはお互い様。苦しい時代。格差。つらいシーンも多いですが、ブルーノの存在のおかげでどんなシーンでもほっとできた。
私はこの二人の後をついて、イタリアの街の昔の貧困社会を追体験したんだと気づきました。主人公の二人は役者としては素人なんですね。それにも驚きました。
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