三四郎

アカシアの雨がやむときの三四郎のレビュー・感想・評価

アカシアの雨がやむとき(1963年製作の映画)
3.0
名曲が流れるから映画も重厚感があるように錯覚してしまう。
歌謡映画だからこのくらい甘ったるいストーリーでも十分見ていられる。
韓流ドラマなんて、こういうすれ違いだったり、事故で目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなったり、三角関係だったり…といった旧い日本映画の延長だ。
しかし、これを「メロドラマ」と馬鹿にしてしまってはいけない。「メロドラマ」こそ普遍的だということを日本映画界は思い出さなければいけないだろう。

小学4年生の頃、母親に叱られて、くさくさした気持ちを晴らそうと、ベランダで外に向かって「アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい」と歌っていたら、「やめなさい」と笑いながら家に入れられた笑
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