王道!!
クラシカルな映画には、本当に魅力がいっぱい詰まっていると思う。
まず、キャストが素晴らしい。
そして、飽きさせないストーリー展開。
ハラハラ・ドキドキ、絶妙なタイミングで笑いあり、そしてしんみり(涙あり)。
最後は心があったかくなって。。
はーい、めでたしめでたし、
おしまーい♪
もう、これだけで良いんじゃないかと。
あれこれ捻ったり、奇をてらったりせず、ストレートに感情を揺らしてくれるザ・王道が、本当に気持ち良い!
おしゃれ泥棒、と言うからにはおしゃれであれ何であれ、泥棒なのである。
でも、それには複雑な理由があって…。
その設定からして面白い。
美術館のシーンは終始クスクス笑い。
警備員の不運。。
出てくる飛び道具も色々!
ケイパーもの、というカテゴリーがあると初めて知った。ケイパー=強盗と聞くと、物騒な話だけれど、だいたい相場はコメディである。
犯罪を笑いにするなんて不謹慎、なんて野暮なことは言いっこなし。
そんなこと言い始めたら、映画なんて楽しめない!
ニコル役のオードリー・ヘプバーンはこの時30代後半だから、他の有名な作品(ローマの休日や麗しのサブリナ、ティファニーで朝食を等)よりもやや年長なのだけれど、とってもチャーミングでやっぱり素敵だった!
ショートヘアとジバンシィの衣装がそれはそれは似合っていて、全然古臭さも感じない。今でも十分オシャレ〜♡だと思う。
明日美容室に行く予定だから、あのくらい髪を短くしちゃおうかな、、なんて。
すぐに影響されてしまうのは、私の悪い癖だ。。
でも、そんな風に思ってしまうくらいオードリーはいつもスクリーンから夢を与えてくれる。
ローマの休日も大好きだけれど、今作も良いなぁ♪
ロケ地にも行ってみたくなる。
ヘプバーンの相手役であるデルモットを演じたピーター・オトゥールは、"アラビアのロレンス"で主役を務めていると知った。
今作のウイリアム・ワイラー監督の"ベン・ハー"が好きなので、是非こちらも観てみたい。
今作を、"オレオみたい"って例えていたフォロワーさんがいらっしゃったけど、すごくナイスな例えだと思う!
ちょっと時間ができた昼下がり、オレオでも食べながらのんびり観るのにピッタリ。
シリアスなものも良いけれど、やっぱり映画観て、夢を見たいな〜って思うもの。。
心の栄養、心のゆとり。
大事だな〜と思うこの頃♪