カサヴェテス特集上映の中では観る予定を作れずに、今日U-NEXTで観た。
50年代後半に製作された、ジョン・カサヴェテスの監督デビュー作。
即興演劇の延長線上にある映画として作られたと銘打たれるだ…
1950年代、アメリカ・ニューヨークの群像劇。
脚本なしで挑んだジョンカサヴェテス初監督作。モノクロ映像にBGMのジャズも相まって、俳優たちのジャムセッションを観てるようなグルーブを感じる。
一家の…
なんかわからんけどカッコいい!
と初めてジャズを聴いた時のような。
しかしこれの裏側みたいなルポ的なの読みたくなる。
彼「オープニングの酒と同じ酒!」
殴り合いからの、よっこいせ!
付き合い…
登場人物があまりミュージシャンらしくなかったので、次作「よみがえるブルース」では、その反省があったか。
1%でも黒人の血が混ざっていると有色人種扱いされてしまうようだ。ケンカの後の音楽はいかにもミン…
『よみがえるブルース』と構成・構図・役者が相似。画面に二人。ヒューとルパートの会話=180°規則無視。ベッドには男女、あるいは兄二人と妹。ダンスの相手と口論→体をあずけるレリア。ケンカ中途半端。冒頭…
>>続きを読む虚しくて温かい映画
人は本質的には一人で生きていくしかないけれど 人と人との間には愛が横たわってることもあると思った
最初は何が何だかわからなかったけど レリアのキスシーンからどんどん引き込まれて…
荒荒しく、ざらついた質感。
そして合うような合わないような絶妙なジャズ。
相手のことを思うようで、どこかその逆に至ってしまう悲しさ。
上手く生きられず、暴力的な気質を覗かせる痛々しさがなんとも。
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