蜘蛛×邪教×胎児。

異国の地ブダペストで蜘蛛を祀る邪教徒たちにつけ狙われる話。誰一人信用出来ないクソ怪しいやつしか出てこないが美女の誘いはホイホイついていってしまう悲しき男の性。

口から極太のローションを垂れ流してあたかも蜘蛛の糸を吐いてるように見せるというロストテクノロジーな演出。教団に祀られてる胎児の首が伸びて身体からは蜘蛛の足がメキメキ生えてくる悪夢感。画面から伝わるパワフルさがアツい。

さすがイタリアホラー！！すぐに私を夢中にさせた🥰胎児みたいなキモい赤ちゃんがメキメキと殻を破り変身する姿はオソロシイ
舞台はブダペスト🇭🇺ヨーロッパで悪魔の化身として恐れられている"蜘蛛"を題材にしたオカルト・ホラー♬.*ﾟ

聞き耳立ててる気味悪い町の住人たち、不気味で不穏な雰囲気がたまらなく良い🥺頭蓋骨の置いてある神秘的な地下や、渦巻く螺旋階段が迷宮そのもので素敵✨最後の儀式的なアレなんですか？なすがままに身を任せるしかない主人公。もうやめて！！

• #80年代
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古代宗教の研究に関わる教授を探しにブタペストを訪れた男が陰謀に巻き込まれるイタリア産オカルトホラー。

タイトル通り時に迷路のようなブタペストの街並みが美しく、ダリオ・アルジェント的なライティングと絶妙なアングルで彩られたそれは一つ一つが絵画のような美しさ。ストーリーはシンプル且つ予想通りで全体的に地味な為物足りなさは否めませんし途中登場する蜘蛛が「ロボコップ」のロボットのようなカクカクした当時の特撮らしい動きでかなり浮いてますが終盤の胎児の変身はインパクト大でこれは一見の価値ありと言えるかもしれません。

凄く好みというわけでないのですが、この頃のB級イタリアンホラーにありがちなやたら扇情的だったりチープなBGMや雑な編集も無く、クオリティはかなり高めの品の良い作品でした。

• #渋谷ツタヤのVHS