ドナウ

テスのドナウのネタバレレビュー・内容・結末

テス(1979年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

楽士と踊りの開幕でときめくも“シャロン・テートに捧ぐ”の一文により牽制。トラッドフォークの劇伴と馬車に揺られながら映画を巡る。歴史を重ねた街並み、翳る空の豊かな表情、真っ直ぐに延びた並木道、黄金に輝く麦、こんなにも素晴らしい映像と音楽。そして人の逞しさと美しさと醜さ。出自とか家柄とか誇りとか、この様な物に翻弄されていく人生はなんと虚しいのか。先住民の頃から日が昇り沈むように繰り返してきたのでしょうね。

ストーン・ヘンジでの場面でスタッフらしきものが写っていたのを発見。昇る太陽と共に脳裏に焼き付きました。サントラも要チェック。
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