その美しすぎる故に不幸ばかりが付き纏う少女の物語。冒頭でいきなり「シャロンテートに捧ぐ」というテロップが出てきてめちゃくちゃ感動した。元々テス役はシャロンテートで撮る予定だったんだね。悲しいね…。
正直そのテロップが盛り上がりのピークで、文芸作品が苦手なのも相まってあんまり乗れなかった。3時間だからそれはそうなんだけど、めちゃくちゃ長く感じた。
悲惨な物語とはいえ、所詮イギリスの階級社会を描いたメロドラマだな〜と。監督がロマン・ポランスキーじゃなかったら一生観なかったと思う。（途中で１回寝落ちしちゃっけど、最後まで見れたのはロマン・ポランスキーの演出力のおかげかも）。あとナスターシャ・キンスキー超可愛い。
