半兵衛

デッドマンの半兵衛のレビュー・感想・評価

デッドマン(1995年製作の映画)
3.5
何度も鑑賞するたびにゆったりとしたリズムと美しきモノクロの映像詩、ニール・ヤングによるスコアが心地よくて寝落ちしてしまう一作、今回も寝ずに鑑賞しようと試みるも残念ながら途中で挫折する羽目に…。

それでも死=アンダーグラウンドなアメリカの社会を歩む主人公の現実なのか夢なのか判別がつかない旅路や、彼を助けるノーボディーのナイスなキャラクター、緩いリズムで突如発生するバイオレンス、同時代の黒沢清や北野武にも通じる銃撃戦など完成度の高さは認めざるを得ない。
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