おれ

身も心ものおれのレビュー・感想・評価

身も心も(1997年製作の映画)
3.4
映画100本ノック延長の27本目。ストーリーとしては拗らせた中高年達の話。この歳になるまでわからなかったが、中高年とは拗らせるものだ。成し遂げたことよりも成し遂げられなかったものに縋りつくのが人間。しかし、それはどこかで成し遂げたものに縋りつくようになってしまい、老害となってしまう。「今の若者は」などと言ってはいるが、今の若者の方が当時の我々よりは数百倍素晴らしい。まあ、と言いつつも俺自身はまだこの4人よりは実年齢は若い。気を付けなきゃな。映画としてはかたせ梨乃を観る映画。仕草、裸体、表情、全て女性として完璧に魅了される。若いことは素晴らしいが時に魅力は若さや年齢を遙かに凌駕する。人生のどの年代でこの映画を観ても、かたせ梨乃に惚れる。それほどに素敵。
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